1個140円(税込)


おはぎの話

おはぎと言えば、
春は
牡丹の咲く頃、食べるので、
ぼた餅!
秋は
萩の花咲く頃、食べるので、
おはぎ!
などという、お決まりの話があります。

あ~ごぞんじでしたでしょうか!
おはぎと言えば、最近では作る人も
少なくなり食べてくれる子供たちも
少子化の影響で少なくなりました。

ハンバーガーと、おはぎ

栄養バランスが良く、まとめて
たくさん作れて、腹もちがよい!
昔は、おはぎ作り名人おばさんが
どんな地域にも二人や三人は居たもので、
山のようにおはぎを作っては、
誰彼かまわず子供を集めて
食べさせたもんだ。

こんな便利な食品はなかったのだけれど
物があふれて飽食の時代では、
おやつとして、おはぎの役割は、
終わってしまったかにみえた!

おはぎに変わってハンバーガーが、
低価格で一番人気の時代
おはぎは
食べられなくなってしまった。


最近、食肉偽造不祥事と
肉の油が良くないという報道により
日本の食育文化おはぎが見直された。


栄養バランスが良い、おはぎ
おはぎの主原料は、小豆と餅米です。
小豆はビタミンB、ミネラル、食物繊維他、
アントシアニン(ポリフェノール系)が
豊富にふくまれています。
餅米は主に炭水化物が原料ですが
エネルギー燃焼率が高くここ一番、
頑張らねばいけないときに食べると
力のでる食品です。
(マラソンで3時間前に食べてるアスリーターが多い)
さらにこの2食品を同時に食べると
タンパク質分解成分のアミノ酸バランスが良くなり
長期にわたり健康に良い食品になります。


おはぎを作ろう!

おはぎの餅生地を作る!
3時間以上水に付けた餅米1㎏を
強い蒸気で40分蒸します。
セイロのまま水打ち(こずうち)をして水を切り、
強い蒸気で10分蒸します。
水500g〜550g、グラニュー糖150g〜200g、
塩5gをボール(鍋)の中で焦げないよう
かき混ぜながら沸騰させてから、
火を止めます。
蒸した餅米をボール(鍋)にあけ
良くかき混ぜる。
耐熱製のビニールでラップする。
1時間寝かしてから餅生地を
お好みの大きさに丸めておいて
あんこに包んで出来上りです。
注・この餅生地は柔らかく仕上げてあります
  なるべく餅米をつぶさないで下さい。
  その方が食べたときに口の中で、
  米ばなれが良く、おいしく食べられます。

  米1㎏は、35gで60個~70個の
  餅玉になります。

餅生地を包む!
できるだけ小刻みに回しながら
お餅を包むと上手に包めます。

取り合えず、食べたいかたは、
お彼岸前後に信頼できる
お近くの和菓子屋さんでお買い求め下さい。

茶の子ではお彼岸中の期間限定で大納言小豆を
使った、大納言おはぎを販売します。
店頭販売のみ、
1個130円(税込)

おはぎQ&A

Q、以前に一度だけ挑戦してみたことがあります.
  その時は図書館から借りてきた本を参考にしました。

  もち米・・・カップ1、 米・・・カップ1/2、    
  水・・・カップ1+1/4 
  すべてを3倍で。自動炊飯器で普通に炊きました。
   (家にはセイロというものがないので・・ ) 
   あずきは前日3時間ほどかけて煮ました。

  はじめての おはぎにしてはまあまあ上手く
  出来たと思ったのですが、たくさん作って
  残ったものが固くなってしまいました。 

 

  茶の子さんの作り方ですと蒸したもち米を 
  グラニュー糖、塩を溶かしたものと混ぜますが

  そうすると時間がたっても硬くならないのでしょうか?

 

  それともやはり、硬くなってしまうのかナ?

  だとしたら食べきれない分は冷凍してしまうのが
  一番でしょうか?

A、本の内容ですが米は全部餅米でかまいません。
  昔は餅米が貴重品だったのでうるち米を混ぜました。
  うるち米を混ぜる根拠としては、
食べたあと、お腹にもたれないためだと思います。
人それぞれ好みの問題ということでしょう・・・


  炊飯器で炊く場合3時間は水に付けてください。
  水の量はいつも入れる量より5%ぐらい少なめに!
  (餅米は、うるち米よりも水を吸いませんので)

  炊き上がった米の重さを量って、その40%が水
     12%がグラニュー糖、0,5%が塩です。
  たとえば炊き上がりが1㎏なら、水400g
            グラニュー糖120g
                 塩0,5gです。

  固くならないかの質問ですが、
  一日半、約36時間大丈夫です。
  スーパー、コンビニ、で賞味期間2日持つおはぎは
  さらに保存料を添加して販売されていると思われます。

  冷凍については、しても良いと思いますが
  一般家庭冷凍庫は、匂いをおはぎが吸ってしまい
  味が落ちますのでパックして冷凍しましょう。
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