2006年、こだわり酒まんじゅう

北海道産小麦粉は薄力粉と中力粉の中間小麦粉で、
もっちりした食感と柔らかさが特徴です。

茶の子では、独自の製法(発酵工程)により
一年中、酒まんじゅうを製造販売しています。

冷凍クール便で地方発送いたします。
1個130円(税込)
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酒まんじゅうの話

昭和30年代、茶の子店主は、幼児だった。
そんな時代のある夏の蒸し暑い時期のお話しです。

酒まん作りの名人おばさんが山のように
まんじゅうを作っては、誰彼かまわず食べさせてくれた。

昔の農家は大きな庭と縁側があり、
目の前には梅、ゆず、柿の木があった。
なぜか、実のなる木が多かった。

そんな庭先でご近所さんが集まって、
持ち寄りで和菓子や漬け物をもって集まり、
おじさん、おばさんがお茶を飲んでいた。

子供たちはそこでおにごっこ、
カンケリ、かくれんぼをして遊び、
元気に遊んでいたことをなつかしく思う。

東西で、違う酒まんじゅう

全国津々浦々、酒まんじゅうにおける考え認識が違います。
静岡県あたりから西は、酒まんが小振りでこしあんが常識です。
有名な店舗を挙げると


静岡、塩津小まんじゅう
名古屋、浄心まんじゅう
広島、竹屋まんじゅう

など、いずれもこしあん入り
薄皮の酒まんじゅうです。

関東から東はつぶあん入りで、かなり分厚い酒まん生地です。
そして、大きなまんじゅうが主流になります。

西では酒まんは専門の和菓子屋が作り、買って食べるもの。

東では自分で作り、食べるものという
食習慣文化からこのような違いが生まれたようです。

冬は、一般的には、作れない和菓子です。
何故かというと、麹を発酵させて作るので、
冬の時期はうまく発酵しないのす。

夏の気候は、酒まん作りにはもってこいの気候です。
とくに7月、8月お盆の時期には、
おはぎの需要を圧倒的に上回ります。

夏の時期に酒まんを食べるもう一つの理由!

それは、夏ばてを予防出来るからでありました。
秘密は、米麹で、出来る諸味(もろみ)にあります。
麹菌で米の成分を分解すると天然のアミノ酸が出来るのです。
(アミノ酸が体によいことは誰でも御存じですので話はいたしません。)
後は酒まんじゅうを食べて元気になると言うことです。
昔からある食品で、体によいと感じたことは、季節の中に取り込み
食習慣化してきたようです。
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